2022.03.24

子どもが安心して通える皮膚科クリニック開業にあたり、医師信用組合の開業融資を利用して開業に成功した事例

自己資金500万円

融資実行額8000万円

医学部を卒業し、勤務医からクリニック開業を考えているお医者様の事例を紹介します。
クリニック開業は、医療機器の導入なども必要であり、通常の業種の開業とは
けた違いのお金が必要になります。

今回紹介するのは、神奈川県で皮膚科クリニックを開業したF先生です。
一度文系学部に通い、卒業に医学部に再入学して医師になったという信念のある先生です。

勤務医として地元の総合病院で皮膚科を担当、その後、独立してクリニック開業を考えます。皮膚科全般のほか、子どもさん相手のアレルギー疾患全般も担当したいと考えています。

開業物件及び設備の見積もりを出す

開業にあたり、F先生は専門家に相談します。クリニック開業は他の開業と比べて少々特殊なので、民間金融機関にノウハウがない、乏しい可能性があります。

アドバイスの際、医師会や都道府県の「医師信用組合」に相談したらどうかと付け加えました。

医師信用組合は医師向けの金融機関で、創業融資も受けることができます。
高齢化が進む中、クリニックへの需要はなくなることがなく、他の業種と比べても、クリニックが失敗する可能性はとても低いです。

医師信用組合を置いている都道府県とそうでない都道府県がありますが、神奈川県は幸いありましたので、そこで相談するようFさんにすすめました。

医師会とも提携していて、開業についてのノウハウは、民間金融機関や日本政策金融公庫などよりもあると判断しました。ある種「聖域」でもありますが、すばらしいクリニック開業のためには、医師信用組合へ行っていただいたほうがよいという判断です。

もし、医師信用組合がない都道府県ならば、日本政策金融公庫や民間金融機関を案内したはずです。これは、開業を希望する場所などにも左右されます。

神奈川県医師信用組合の方では、開業にあたり、超低利の融資だけではなく、物件についても提携している不動産屋などから紹介があるようです。

担保なしの開業でも8000万円まで創業融資が可能で、他の業種の創業融資がせいぜい2000万円なのに比べるとはるかに上限が高いです(無担保でこれなので、担保があれば億の融資も可能になります)。

独立した不動産で開業するのか、いわゆる「メディカルモール」(クリニックが集積しているビル)で開業するのか、F先生は迷われましたが後者を選択しました。

ちょうど新しいメディカルモールができるところで、他のクリニックと同じタイミングで工事をすることで、開業の造作や内装費用を抑えられるそうです。

事業計画は問題なし!あっさり開業に成功

クリニックの場合、患者さんが来ることは確定しています。しかも、メディカルモールならば、一定以上の患者さんが来ることでしょう。

皮膚科、アレルギー科であれば、急性期ではなく慢性疾患の患者さん(花粉症や鼻炎、アトピー性皮膚炎など)も定期的に通院されることが予想されるため、事業計画書も比較的容易に作成することができました。専門家のアドバイス+医師会などの助言もあったようで、必要な開業資金を満たす資金については、問題なく融資が通りました。

開業後も評判は良く、特にお子さんが怖がらないよう、遊具のある場所やカラフルな内装が大いに評価されているようです。

まとめ

クリニック開業は特殊なので、まず、地元の医師会や医師信用組合で融資が可能かどうか調べましょう。開業専門家もそのあたりのコネクションがありますのでご安心ください。

メディカルモールや大型商業施設内でクリニック開業できれば、PRなども不要です。あとは、腕のいい先生としての口コミを伸ばせるよう、F先生のようにその知見を大いに発揮していただくのみでしょう。

クリニック開業についてもぜひ事前相談をおすすめします。


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