2022.03.23

欧米文化に詳しいTVドラマ脚本翻訳家が創業融資と会社設立を同時に進め、見事大型案件を勝ち取りました!

自己資金100万円

融資実行額100万円

今回紹介するTさんは、大学の外国語学部英語学科卒業の才女です。在学中1年間アメリカの大学に留学し、現地での英語、文化に触れてきました。

大学卒業後は、海外のドラマやドキュメンタリーの日本語版を制作する会社に就職。
そこで、現地の番組の翻訳を手掛けてきました。

仕事ぶりは評価され、このまま社員としてやっていかなくても、各方面にコネクションができたため独立を考え、開業に詳しい専門家に相談することにしました。

独立開業と会社設立を同時に行うことを決意!そのための資金はどうする?

フリーランスの翻訳家としてある程度やっていく自信はありましたが、相談すると、映画など大型の案件の翻訳をするには、信頼が必要であり、
そのためには個人事業主としてではなく、会社設立を同時に行い、社長として仕事を取った方がいいとアドバイスされました。

また、「自宅開業」(自宅で翻訳の仕事を行う)ではなく、外部に事務所(小さなものでよい
を借りた方が来客などにも対応できるとのことでした。

会社設立する際の資本金についてはその性質上融資によって充当することはできないので、Tさんの自己資金を出資してもらうことにしました。

資本金は自己資金、しかし開業に必要な物件取得費等は融資を使うことをおすすめしました。

Tさんの能力や実績ならば十分返済できると確信し、日本政策金融公庫の新創業融資の利用を勧めました。

・資本金:100万円(自己資金)
・会社設立費用(6万円、合同会社を設立、自己資金)
・物件取得費等(物件契約料、前家賃、什器、備品等、200万円、融資を考える)

相談していく中でこのような見積もりとなりました。

日本政策金融公庫の新創業融資で100万円を調達することに

日本政策金融公庫の新創業融資を紹介されたTさんは、開業資金として200万円必要な旨窓口で相談しました。

創業融資の場合、100%融資で充当することはできず、自己資金が半分ほど必要になります。つまり、200万円の開業資金のうち、100万円を創業融資、残り100万円は自己資金(預金等)で支出することになります。

そのくらいの自己資金はあるので、Tさんは融資の条件に同意し、事業計画書を作成します。作成にあたり、アドバイスを受けて適切な事業計画、売上の見通しを立てることができました。

役に立った実際の番組シナリオ

審査にあたり、Tさんが翻訳した有名海外ドラマのシナリオが大きな加点要素になりました。

「具体的にこの番組の翻訳をしていて評価されています」

「脚本翻訳1本〇〇〇〇〇円です」

「このテレビ局のプロデューサーと懇意です」

こうした事実は、新規開業後も安定した収入、売上が見込める大切な材料になります。
創業融資の審査にあたり、Tさんの実績は大いに評価され、融資審査通過につながりました。

開業の際には、売上の見込みをいかに説得力持って示せるかが重要になるという
1つのエピソードになります。

見事事務所を確保!翻訳業も効率化できた

融資が下りた結果、Tさんは外部に事務所を構えることができました。来客用のスペースも確保していますので、営業活動も今まで以上に積極的に行えるようになります。
クライアントも自宅ではなくしっかりした事務所を構えた人の方が安心できるようです。

会社設立についても、代行する資格を持った専門家によってスムーズに解決されました。

しっかりサポートできる相談窓口は、このように資金調達と会社設立双方にアプローチしてくれることがTさんの事例で分かりました。

まとめ

創業融資に際して重要となるのが、「実績」「確固たる売上見込み」「クライアントが確かにいること」の証明です。

今回、翻訳業という「自宅開業」でも可能な職業にもかかわらず、しっかり開業資金が調達できたのは、この3点がしっかりしていたことによります。

創業融資をお考えの方は、これらをアピールできるか、ぜひご相談ください。


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